Adverb: technically, hopefully, approximately, alledgedly…
日本語では、状況説明をする際に動詞や形容詞を主に使う傾向があります。しかし、英語では 副詞を一つ加えるだけで、文章のニュアンスや意図が大きく変わる ことがあります。ネイティブスピーカーのように自然な英語を話すには、副詞を効果的に活用することがカギです。
この記事では、状況を説明するために頻繁に使われる副詞を詳しく解説し、それぞれの正しい使い方を例文とともに紹介します。

副詞を使うと英語がスムーズになる理由
副詞(adverb) は、動詞・形容詞・副詞・文全体を修飾し、話し手の意図や状況を一言で説明する役割を果たします。特に、状況説明の際に使われる副詞は、その場の雰囲気や話し手の感情を簡潔に伝える ことができます。
たとえば:
- “He left.” → (彼は去った。) → ただの事実
- “He left suddenly.” → (彼は突然去った。) → 状況が明確になる
- “He left unexpectedly.” → (彼は予期せず去った。) → 状況への周囲の驚きが表現される
このように、副詞を適切に使うことで 文の情報量が増し、英語がこなれた表現になる のです。
状況説明でよく使われる副詞とその使い方
一般的表現
Hopefully(願わくば、うまくいけば)
話し手が「期待している」「願っている」ことを表現するのに使われます。
- “Hopefully, the weather will be nice tomorrow.” (願わくば、明日は天気が良いといいな。)
- “Hopefully, we can finish the project on time.” (うまくいけば、プロジェクトを予定通り終えられると願う。)
★ I hope ~, We hope ~ とも言い換えられるが、hopefully の方がネイティブらしく、こなれ感UP↑!
Possibly(もしかすると)
可能性があるが、確実ではない場合に使われます。
- “She will possibly join us for dinner.” (彼女はもしかすると夕食に参加するかもしれない。)
- “This could possibly be the best idea we’ve had.” (これはもしかすると、私たちが思いついた最高のアイデアかもしれない。)
Apparently(どうやら、聞いたところによると、見たところ(~と判明した))
話し手が直接確認していないが、情報を得た結果そうらしいと判断する場合に使われます。
- “Apparently, he’s moving to New York next month.” (どうやら彼は来月ニューヨークへ引っ越すらしい。)
- “Apparently, he didn’t know about the schedule change.”(どうやら彼はスケジュール変更を知らなかったようです。)
Unfortunately(残念ながら、不運なことに、仕方なく)
話し手がネガティブな状況や望ましくない結果について述べる際に使われます。
- “Unfortunately, we had to cancel the event.” (残念ながら、イベントをキャンセルしなければならなかった。)
- “Unfortunately, he didn’t get the promotion.” (残念だけど、彼は昇進できなかった。)
ニュアンスのポイント: 「残念ながら」「仕方なく」という気持ちを込めた状況説明ができます。ビジネスメールや日常会話でもよく使われるフレーズです。
Unexpectedly(予期せず)
予想外のことが起きたときに使います。
- “She arrived unexpectedly.” (彼女は予期せず到着した。)
- “The results were unexpectedly good.” (結果は予想外に良かった。)
Gradually(徐々に)
何かがゆっくりと進行することを表します。
- “His condition is improving gradually.” (彼の状態は徐々に回復している。)
- “The temperature is dropping gradually.” (気温が徐々に下がっている。)
Clearly(明らかに)
話し手の意見や観察が明確であることを表します。
- “She was clearly upset about the news.” (彼女は明らかにそのニュースに動揺していた。)
- “The instructions were clearly written.” (指示は明確に書かれていた。)
Frankly(率直に)
遠慮なく正直に話す場面で使われます。
- “Frankly, I was disappointed with the results.” (率直に言って、結果にはがっかりした。)
- “Frankly, I don’t think this plan will work.” (率直に言って、この計画はうまくいかないと思う。)
その他の副詞いろいろ
| 副詞 | 意味 | 使い方例 |
|---|---|---|
| Honestly | 正直に言うと | Honestly, I didn’t like it.(正直言うとあまり好きじゃなかった。) |
| Seriously | 本当に、マジで | Seriously, you should try it!(本当に試してみるべきだよ!) |
| Surprisingly | 意外にも | Surprisingly, she agreed.(意外にも彼女は同意した。) |
| Fortunately | 幸運にも | Fortunately, no one was hurt.(幸運なことに、誰もケガはしなかった。) |
| Sadly | 残念ながら | Sadly, the concert was cancelled.(残念にもライブは中止になった。) |
報道・ビジネス表現
Technically(厳密に言えば、理論上は、形式上は)
見た目や一般的な印象と異なる「本来の定義」「事実」を説明するときに使います。
- Technically, he’s not my boss, but he gives me all the instructions.
(厳密に言えば、組織上は彼は上司ではないけれど、事実上はすべての指示を出してきます。) - Technically, it’s not against the rules.
(厳密には、規則上はルール違反ではありません。(事実上はあまり良くない)) - Technically, we’re still married, but we’ve been living separately for years.
(形式的には、法律上はまだ結婚していますが、事実上は何年も別居しています。)
この「technically」は、ちょっとした皮肉や言い訳を込めたいときにもよく使われる便利な副詞です。英会話に“こなれ感”をプラスしたいときにぜひ使ってみてください!
Approximately(およそ、概算で)
数値や時間、距離などの概算を伝える際に使われます。口語表現では about に相当します。
- “The meeting will last approximately two hours.” (会議はおよそ2時間続く予定です。)
- “Approximately 100 people attended the event.” (約100人がそのイベントに参加しました。)
ニュアンスのポイント: 「正確な数字ではないが、だいたいこれくらい」という場面で役立ちます。ビジネスや科学的な説明でも頻繁に使われます。
Allegedly(~とされている、~だと言われている)
「伝えられるところによると、〜と疑われている」。公式な情報ではなく、噂や報道によって言われていることを表します。報道自体でも捜査中の事件などに対して断定を避ける意味で使われます。
客観的な伝聞情報を慎重に述べるときなど、ニュースやビジネスでもよく使われます。
- “The company allegedly ignored safety regulations.” (その企業は安全規則を無視していたとされている。)
- “He was allegedly involved in the scandal.” (彼はそのスキャンダルに関与していたと言われている。)
★「聞いた/見たところ何かが判明した」場合は apparently で良いですが、真実が判明したという断定は避けておきたい場面で alledgedly が使われます。
まとめ:副詞ひとつで「ネイティブらしさ」を手に入れよう!
英語では、副詞を使えば長い説明を省略して「状況」や「感情」、「情報の信ぴょう性」まで伝えることができます。副詞を一つ加えるだけで、状況説明が格段にスムーズになります。「hopefully」「apparently」などの副詞をうまく使うことで、こなれた表現ができるようになります。
たとえば…
- Hopefully, I’ll see you again soon.
- Apparently, he’s not coming today.
- Sadly, we have to cancel the trip.
これだけで、「話し手がどう思っているのか」「どういう状況か」が一目瞭然。“こなれた英語” になる秘訣は、まさにこの「副詞」にあるのです。
副詞を適切に活用すれば、ネイティブのような自然な英語が身につきます。ぜひ実際の会話やライティングで積極的に使ってみてください!



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