Either vs. Both
英語学習者がつまずきやすい単語のひとつに、「either」と「both」があります。どちらも「2つのうちのどちらか/両方」を指す表現ですが、意味や使い方には明確な違いがあり、英語中級者や上級者でも混乱しがちです。
しかし、これらの単語をネイティブのように自然に使い分けられるようになると、英語表現の幅が一気に広がります。
この記事では、以下のポイントを丁寧に解説します:
- 「both」の意味と正しい使い方
- 「either」の意味と使い方のパターン
- 両者の使い分けのコツ
- よくある間違いと注意点
- 実際に使える例文付きで解説
よく似た単語こそ、しっかり理解しておくと実践的な英語力アップに直結します。ぜひ最後まで読んで、自信を持って使えるようになりましょう!

bothの意味と使い方
意味
“both“は「両方」「両者」の意味で、“2つとも”を指します。
使い方 & 例文
Both + 名詞
- Both students passed the exam.
→ 両方の生徒が同じ試験に合格した。
Both of + 複数形名詞/複数形代名詞(themなど)
- Both of them are from Tokyo.
→ 他たち両方は東京出身です。
Both A and B
- Both my brother and my sister like sushi.
→ 兄も妹もすしが好きです。
eitherの意味と使い方
意味
“either“は「どちらか一方」の意味で、“2つのうちの一方”を指します。否定文では “どちらも…ない” の意味で使われます。
使い方 & 例文
either + 単数名詞
- You can take either seat.
→ どちらの席でも座ってもいいよ。
either of + 複数名詞/代名詞
- I don’t like either of the options.
→ どちらの選択肢も好きじゃない。
either A or B
- Either you or I have to go.
→ あなたか私のどちらかが行かないといけない。
either vs. both 使い分け方法

法則
- both: 2つの両方を含む
- either: 2つのうちのどちらか1つ
- not + either: 2つともどちらも~ない
例文比較
I like both movies.
→ 2つの映画のどちらも好きだ。
(※単に両方とも好きと言いたい)
I like either movie.
→ 2つの映画のどちらでもいい/好きだ。
(※どちらか1つを選ぶ前提)
I don’t like either movie.
→ 2つともどちらも好きじゃない
= I like neither movie.(※追加ポイント)

よくある間違い
【間違い例①】「どちらも好き」と言いたいときに “either” はダメ!
誤 ✖: I like either of them.
(この文では「どちらか一方が好き」「どちらでもいい」という意味)
正 ✔: I like both of them.
(両方とも好き)
【間違い例②】否定文で “both” はダメ!
誤 ✖: I don’t like both of them.
(これは文法的に不自然、混乱を招きやすい)
正 ✔: I don’t like either of them.
(どちらも好きじゃない)
正 ✔: I like neither of them.
(どちらも好きではない)
※追加ポイント:
「I don’t like either of them.」と「I like neither of them.」は意味は同じです。
「not + either」=「neither」に書き換えられます。
注意点まとめ
- “either” は単数として使われる点に注意
- Either option is fine.
- “both” は複数形と合わせる
- Both options are fine.
- 否定の意を表す場合、
“not + either“または”neither“を使う- I don’t want either. / I want neither.

まとめ
| 表現 | 意味・例文 |
|---|---|
| both | 両方 I like both books. |
| either | どちらか1つ/どちらでも You can choose either book. |
| either (否定形) | どちらも…ない I don’t like either book. I like neither book. |
“either” と “both” さらに “not + either / neither“は、ただの単語としてではなく、文脈の意味により「一方」か「両方」か、あるいは「どちらでもいい」のか、はたまた「両方ともどちらも~ない」なのかを正確に見極めて使い分けることが大切です。
どんな表現もそうですが、英語でアウトプット(スピーキング・ライティング)するとき、「日本語の言葉じりから直訳」でなく「文脈の中の本質的な意図」を英語に変換していく訓練が必要です。
“either” と “both”は、英語学習者にとって非常に身近でありながらも、文法と意味の使い分けに注意が必要な表現です。特に「否定文でのeitherの使い方」や、「bothは複数扱い、eitherは単数扱い」といった基本的なルールをしっかり理解することが重要です。
ネイティブのような自然な表現を目指すなら、文脈に応じて「両方」を強調したいのか、「どちらか一方」で良いのかを意識して使い分けましょう。
例文を繰り返し読んで、会話やライティングで実際に使ってみることで、使い方が定着していきます。正しい知識と練習を積み重ねて、「either」と「both」を自在に使いこなせるようになりましょう!



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