【英語文法ミス】素敵なカフェが「New Open」? 閉店中に「Close」?|動詞の受身形は形容詞になる!

Newly Opend, Open & Closed

今回は、巷でよく見かける“ちょっと惜しい”英語表現について解説します。

テレビや情報誌で、新規開店したお店を「New Open」と紹介したり、閉店中のカフェなどのお店に「Close」と書かれた札がかかっていたり。

しかし、実はこれらの表現は 英語として間違い なのです!

「ネイティブっぽくおしゃれに見える」けど、「意味が通じない」……。
そんな表現を見直して、正しく伝わる自然な英語を一緒に学びましょう!
今回は、それらがなぜ誤りなのか、正しい英語表現は何かを詳しく解説します。

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日本でよく見かける英語「New Open!」「Close」は間違い

  • New Open!(「新規オープンしたお店」の意図で)
  • Close(「閉店中」の表示の意図で)

見た目はスタイリッシュでも、英語のルールから見るとこれは文法的に間違いで不自然
では、なぜ間違いなのか、どう直せばいいのか、文法の基本から解説します。

「開店中」「閉店中」= Open / Closed の正しい使い方

✖ 間違いが多い例:

ドアに「Close」の札がかかっている
⇒ 間違い:Close(動詞の原形)

正しくは:

  • Open(営業中)
  • Closed(閉店中)

✓文法的ポイント:

  • Open(形容詞):開いている状態・営業中
  • Closed動詞過去分詞の受身形=形容詞):閉じられている状態・営業していない

なぜ「Close」がダメ?

「Close」は動詞の原形で、「閉める」という動作
しかし、お店の状態を表すときには状態を表す形容詞が必要です。

受動態の過去分詞は形容詞のように使える

  • Closed = 「閉められた」→ 閉店中(形容詞)

英語では、「今どういう状態か」を表すときは 形容詞 を使うのが基本。
そのため、「閉められている=Closed」という受動態(受身形)の過去分詞形容詞として機能し、形容詞のように状態を表す役割を果たします。


「新規オープン」 New Open は英語的に意味不明?!

✖ New Open(和製英語)

テレビのグルメ番組や街の情報誌では、「New Open!」と紹介されるお店をよく見かけます。
でも、英語圏のネイティブはこの表現を使いません

✓ 文法的に何が間違い?

  • new:形容詞(新しい)
  • open:動詞(開く)または形容詞(開いている)

「new」などの 形容詞 が修飾できるのは 名詞 だけ。
でも「open」は名詞ではなく、動詞または形容詞なので文法的にペアになりません


「新規オープン」正しい表現はこう!

  • Newly Opened 「新しく開店された」(Newly副詞+Opened動詞過去分詞受身形)

Opened動作を表す(動きのある)動詞「開く」の過去分詞受身形「開かれる」
(※形容詞というより動作動詞の受身形)

ここに副詞 newly(最近/新しく~する) を加えて「Newly Opened」=最近/新しくオープンした、が文法的に自然な表現です。

例文:

  • Our store is newly opened in Ginza!
    (私たちの店舗が銀座で新規営業開始しました!)
  • A newly opened bakery is attracting lots of customers.
    (最近オープンしたパン屋さんが人気です)

過去記事から例文:

  • The newly appointed president is DJ YOSHITAKA (Yoshitaka Nishimura), a well-known composer and producer in the rhythm game industry.
    新しく任命された社長は、音楽ゲーム業界で著名な 「DJ YOSHITAKA」こと西村宜隆氏 。)

英語では「お店」が主語になる=受動態が基本

英語では、人ではなく物・事が、ここでは「お店」が、主語になる文が多く、そのときに使われるのが**受動態(受身形)**です。
注釈:店舗側はお店の立場として”We”を使うので、表示札は”We Are Closed”と表現される。

例:

  • The café is closed now.
     (そのカフェは現在閉まっています)
  • The new store was opened last week.
     (その新しいお店は先週オープンしました)

英語学習法:品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞など)の役割を知ると英語は一気に楽に!

「文法なんて覚えなくても耳で聞いていれば自然と身につく」
という人もいますが、それが通用するのは9歳くらいまで母語として自然に習得できる年齢を過ぎると、大人には文法の理論的理解が不可欠です。

とはいえ、文法用語を暗記して試験対策だけに使うのはナンセンス。
大切なのは、文法の意味と役割を理解し、正しく使えること


まとめ

よくある間違い正しい英語解説
New OpenNewly Opened「new」が修飾できるのは名詞。openは形容詞または動詞。
副詞(newly)を使って受動態(opened)を修飾しよう
Close(札)Closed「Close」は動詞。状態を表すには受動態の「Closed」が正しい

英語らしい自然な表現を身につけよう!

ちょっとした言葉遣いの違いでも、英語ネイティブの目には「プロフェッショナルに見えるかどうか」が変わります。

特に接客業・観光業など、外国人と接することの多い場面では、正しい文法と自然な表現が信頼と安心につながります。

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