know ~ vs. know of ~
英語で「彼のこと知ってるよ」と言いたいとき、あなたはどちらを使いますか?
- I know him.
- I know of him.
実はこの2つ、意味もニュアンスも大きく違うんです!
「顔と名前は知ってるけど、話したことはない」そんな場合には、“I know him.” はちょっと不自然になってしまうことも…。周囲を勘違いさせてしまって、彼がどんな人かいろいろ質問されてしまうかも!
今回は、“know” と “know of” の違いと正しい使い方を、英語初心者にもわかりやすく解説します!

“I know him.” は「面識がある・知り合いである」
まず基本の表現から。
I know him.
(私は彼を知っている)
この表現は、実際に会ったことがある/話したことがある/ある程度の人間関係がある場合に使います。
こんなときに使う:
- 旧友や元同僚、以前に会ったことのある人
- お互いに名前と顔を知っている間柄
- 実際に交流があった人
例文:
- I know him — we went to college together.
(彼のこと知ってるよ、大学が一緒だったから。) - I know her from work.
(彼女は職場で知ってる。)
「知っている」=face to faceの(近年ではオンラインだけでも)直接やり取りがあった、という前提です。
“I know of him.” は「存在を知っている・名前を聞いたことがある」
一方で、面識はないけれど、名前や存在は知っているというときには “I know of him.” を使います。
I know of him.
(彼のことは知ってる/名前は聞いたことがあるけど互いに知り合いではない)
この “of” は「〜についての情報を持っている」という意味です。つまり「会ったことはないけど、誰かから話を聞いた」「世間で知られている」ようなときに使います。
こんなときに使う:
- 有名人や著名人について話すとき
- 共通の友人がいるが、直接会ったことはないとき
- SNSなどで見かけただけの人
例文:
- I don’t know him personally, but I know of him.
(直接の知り合いじゃないけど、名前は聞いたことがある。) - Oh, you mean Mark? I know of him through my friend Jane.
(ああ、マークのこと?ジェーンから話は聞いたことがあるよ。)
「名前だけ知ってる」「噂で聞いたことがある」と言いたいときにぴったりです。

“know” と “know of” の違いを整理!
| 表現 | 意味 | 面識の有無 | 使用シーン |
|---|---|---|---|
| I know him. | 彼と知り合いである | あり | 話したこと・会ったことがある相手 |
| I know of him. | 彼のことは聞いたことがある | なし | 名前・噂・SNSなどで知っている相手 |
会話のなかでの使い分け例
場面:友達と誰かの話題になったとき
面識がある場合:
A: Do you know James?
(ジェームズのこと知ってる?)
B: Yeah, I know him very well. We went to the same school.
(うん、よく知ってるよ。同じ学校に通ってたんだ。)
面識がない場合:
A: Do you know Sarah?
(サラのこと知ってる?)
B: I don’t know her personally, but I know of her.
(直接の知り合いじゃないけど、名前は聞いたことある。)
★ ついでに覚えておこう!”I’ve heard of him.” の違い
“I know of him.” に似た表現で、“I’ve heard of him.”(彼のことは聞いたことがある) というフレーズもあります。
“I’ve heard of ~” は人・事など何にでも使えて「~のことは(よくは知らないけど)聞いたことある!」(現在完了形の経験「~したことがある」)と言うことができ、めちゃめちゃおすすめ表現です。
ニュアンスの違いとしては:
- “I know of him.” → 少し詳しい情報を知っている(名前+少しの背景など)
- “I’ve heard of him.” → 名前だけ聞いたことがある
例文:
- I’ve heard of him, but I don’t know much about him.
(名前は聞いたことあるけど、よくは知らない。)
注意点
「I know him」と「I know of him」を間違って使ってしまうと、相手に誤解を与える可能性があります。特にビジネスシーンやフォーマルな会話では、この違いを正確に理解して使うことが重要です。
「I know of him」を使うとき: 話し手がその人の名前や存在を知っているが、直接的な関係がないことを示します。この表現は特に「聞いたことがある」「評判を知っている」という状況で便利です。
「I know him」を使うとき: その人と実際に会ったことがある、または知り合いであることを前提とします。もし間接的な情報しか知らない場合は不自然です。
まとめ
英語では、「知っている」とひとくちに言っても、その関係性に応じて表現が変わります。
| 日本語の「知ってる」 | 英語表現 | 適切な使い方 |
|---|---|---|
| 面識がある/知り合い | I know him. | 実際に会ったことがある相手に対して |
| 名前だけ知ってる | I know of him. | 会ったことはないけど存在は知っている場合 |
| 噂で聞いたことある | I’ve heard of him. | 名前を耳にした程度の関係性 |
こうした使い分けをマスターすると、英語での会話がより自然に、正確に伝えられるようになります!
もっと英語表現の違いを知りたい方は、ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!



コメント