「~できた」は “could” じゃない?!意外と知らない ~ was able to と could 使い分け完全ガイド ~

Could vs. Was Able To

英語の勉強をしていると、「Could は 助動詞 ‘can’ の過去形で、『できた』という意味です」と教えられることがよくあります。しかし!そこに大きな落とし穴あり!

あなたのその「I could ~!」で、「ん?結局どうなの?」とネイティブたちを混乱させているかも。

実は “Could” の使い方には注意が必要です。本当に「過去の『できた』」を表現したい場合、”Could” だけでは不十分なことがあります。この記事では、“Could” の本当の意味と使い方を解説しながら、”Can” や “Was/Were Able To” と比較し、二つの「~できた」の使い分けのポイントを整理していきます。

She was able to get a concert ticket.

1. “Could” の過去形「できた」は、意味がちょっと違う?

“Could” は “Can” の過去形の形をしていますが、必ずしも「過去に一度できた/成功した」ことを意味するわけではありません。また、その使い方やニュアンスには幅広い用途があり、以下のような場合で使用されます。

① 過去の習慣的・継続的な能力を表す(一度できたことでない)

  • 例文: When I was a child, I could climb trees easily. (子供の頃、簡単に木に登れた。)
  • 解説: 過去の「一般的な能力」を述べる場合に “Could” を使います。しかし、特定の出来事で「その時うまくできた」という意味を表す際には不適切です。

② 可能性や推量を示す

  • 例文: It could rain tomorrow. (明日は雨が降るかもしれない。)
  • 解説: “Could” は未来や現在について「可能性」や「推量」を示す表現としても使われます。「~するかもしれない」という柔らかい表現です。

③ 仮定法での表現

  • 例文: I could help you if I had more time. (もっと時間があれば、手伝えたのに。)
  • 解説: 現実とは異なる状況を仮定する場合に “Could” が用いられます。この場合は「できる」ではなく「もしそうだったなら」という仮定的なニュアンスを含みます。

④ 丁寧な依頼や提案

  • 例文: Could you please send me the document? (書類を送っていただけますか?)
  • 解説: “Can” よりも控えめで、より丁寧な印象を与えます。フォーマルな場面では非常に有効です。

2. 過去に本当に「できた」ことは “Was/Were Able To” で表現

過去に一度限りの成功や実現可能だった特定の出来事を表す場合には、”Was/Were Able To” を使います。“Could” ではなく “Was/Were Able To” を使用することで、文脈における正確性が向上します。

① 一度きりの出来事

  • 例文: I was able to fix my bike yesterday. (昨日、自転車を修理することができた。)
       She was able to pass the exam. (彼女は試験に合格できた。)

② 能力 vs. 特定の成功

表現用法の違い例文
Could一般的な能力、習慣的なことを表すWhen I was young, I could swim for hours.(若い頃、何時間でも泳げた。)
Was Able To特定の場面で「実際にできた」ことを表すYesterday, I was able to swim across the lake.(昨日、湖を泳いで渡れた。)
She was able to get a concert ticket.

3. “Could” と “Was/Were Able To” の使い分け例

“Could” の例文

  1. When I was a child, I could climb trees easily. (子供の頃、簡単に木に登れた。)ー能力
  2. She could play the piano beautifully when she was younger. (彼女は若い頃、美しくピアノを弾くことができた。)ー能力
  3. We could tell that he works out. (彼はきっと体を鍛えてると分かるね。)ー可能性や推量
  4. I could help you if I had more time. (もっと時間があれば手伝えるのに。)ー仮定法
  5. Could you help me with this task? (この作業を手伝っていただけますか?)ー丁寧

“Was/Were Able To” の例文

  1. I was able to get a ticket for the concert.(コンサートのチケットを取ることができた。)
  2. He was able to find his lost wallet. (彼はなくした財布を見つけることができた。)
  3. We were able to find a nice café near the station.(駅の近くで素敵なカフェを見つけることができた。)
  4. We were able to catch the last train home.(私たちは終電に乗ることができた。)

4. まとめ

  • 「Could」は必ずしも「Can」の過去形ではない
  • 過去の能力を話すときは「Could」特定の出来事の成功は「Was/Were able to」
  • 「Could」は仮定法や丁寧な表現にも使われる

「Could」と「Was/Were Able To」を正しく使い分けることで、英語表現の精度と自然さが向上します!ぜひ練習してみてください。

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